伝説のオウガバトル

伝説のオウガバトル用語集 か

フェアリー カーバンクル (Carbuncle)
HELP 神に仕える十二使徒の第11の証。 『栄華』を司る神秘の宝石。 10Goth 十二使徒の証
登場
  1. ライの海:南の隠れ教会 (イベント
  2. ムスペルム:城塞都市チルファ (イベント
解説  神に仕える十二使徒の証の第十一の証。“栄華”を司る神秘の宝石。白濁色のざくろ石でできている。
由来
  1.  Carbuncle。語源は、ラテン語の“燃える石炭”あるいは“小さな石炭”という意味で、中世にはルビーやスピネル、ガーネットなど、赤い石の総称として使われ、宝石の中に炎が隠されていて、それが光を発すると信じられていた。
     柘榴(ざくろ)石、つまりガーネットは、古代からお守りとして使われた最も古い宝石の一つで、その語源はサンスクリット語の「疲れた(gar)」に溯り、それがギリシア語の「老人(geron)」ラテン語の「種や粒(granum)」になり、「種を多く付けたもの(granatum)」、柘榴になったという。柘榴の種のように赤い石であることからこの名が付けられた。鉱物的には柘榴石の系統全てを含んだ名で、青以外なら殆どの色が揃うといわれる。
     ここでは、白濁色のガーネットであるので、透明や黒色を示すことのあるアンドラダイトに近いものとも思われる。
     持っていると、忠実さや貞節を守り、毒や病から身を守る力がある他、その赤い色から炎症や怒り、不和をやわらげるという。

  2.  大航海時代に新大陸にいる幻の秘宝として噂になった小さな生物。その額の宝石を手にした者は富と成功が約束されると言われたが、未だに発見されてはいない。その宝石、生物共にカーバンクルと呼ばれる。これが“栄華”に繋がるか。
戯言  英語版では、11月の誕生石Topaz。
  




フェアリー かいぞくのかぶと (Pirate's Helm)
HELP 海賊たちがつかったかぶと。 物理+2 280Goth
登場
  1. 埋もれた財宝
  2. 教会解放時
解説  海賊が愛用しているシンプルな兜。側面にある一対の角はコケオドシである。物理系兜。
由来  海賊の兜。海で沿岸や船舶を襲って財産を奪う賊。特に角をあしらった兜をかぶっていたのは、「vik(入り江)を往来するもの」を意味するヴァイキング(Viking)。8~11世紀にスカンジナビア半島を根拠に活動したノルマン人で、バルト海に入った部族は、9世紀後半ロシアに入ってキエフ公国建国の因となり、南ではシチリア島やイタリア半島南部、11世紀にはコロンブスよりも500年近くも前にグリーンランドを経て北米大陸にも到達している。
戯言  装備させるなら、イメージ的にも歴史的にもバーサーカー
  




フェアリー ガウェイン (Gawain)
HELP 聖騎士ガウェイン
登場
  1. ゼテギネア:城塞都市アズザヴィア (イベント
  2. 魔宮シャリーア:南東の隠れ教会 (イベント
解説  ハイランドの聖騎士。城塞都市マトルーの人々の手によって、黒騎士ガレスによる聖騎士処刑から逃れ、城塞都市アズザヴィアに隠れていた。反乱軍に魔導師ラシュディの真の狙いを告げる。
 その後、生き残った聖騎士を連れ、魔導師ラシュディを追って魔宮シャリーアに向かったが、返り討ちに遭い、隠れ教会に逃れていた。反乱軍に後を託す。
由来  Gawain。オークニーのロット王とアーサー王の姉モルゴースの間の子で、アーサー王の甥であり実子。アグリベーン、ガハレット、ガレスの兄で、最も礼儀作法をわきまえ、厳格な騎士道精神を守る傑出した騎士の一人。
 アーサー王の宮廷の重鎮であり、初めの内はその強さからランスロットを認めていたが、ランスロットと王妃グィネヴィアとの関係からランスロットを敵視するようになる。ランスロットによるグィネヴィア救出の際にランスロットを慕っていた弟達が殺されたことから、その復讐に燃えて強硬論を主張してアーサー王とランスロットとの戦争を引き起こした。ある聖者から授かった力により、9時~正午まで(更に15時~夕刻まで)通常の3倍の力を持つ能力を持っていたが、二度に渡ってランスロットとの決闘に敗北する。
 フランスでランスロットに敗北した後、モードレッドの反乱のために本国に戻るが、ランスロットに負わされた傷と同じ場所に傷を負い、死亡した。死後も亡霊となってアーサー王に助言を与える。
 別の話では、アーサー王の最後の戦いの後、アーサー王から禅譲を受けて即位する。
戯言  ハイランド正規軍の精鋭であり、名誉と誇りを持った聖騎士の一人。その実力は不明ながら、聖騎士を指揮できる辺り、かなりの人格と実力の持ち主と思われます。
 ランスロットの色違いで、一般のパラディン
  




フェアリー カオスゲート (Chaos Gate)
HELP カオスゲート
登場
  1. ガルビア半島北東の海の沿岸
  2. カストロ峡谷南東の山間
  3. バルモア遺跡北東の山間
  4. アンタリア大地西の島
  5. アラムートの城塞南の城壁
  6. ムスペルム東の島
  7. オルガナ南西部
解説  天空の島に通じる魔法の門、あるいは異世界に通じる通路。神の手によって作られ、聖なる封印がなされているため、普通は人間の目では見ることはできないが、聖剣ブリュンヒルドを使うか、強大な魔力を使えば、見つけ出す事ができる。
 既に存在自体は伝説となっているが、カオスゲートのある地は『封印の地』と呼ばれ、聖地として崇められている。特に魔界の将軍暗黒のガルフを封じた地に続くカオスゲートでは、年に一度、封印の儀式が行なわれていたらしい。
由来  Chaos Gate。混沌の門。
戯言  聖剣ブリュンヒルドがアイテムストックにあるか、仲間の誰かが装備していれば発見可能。特に装備したキャラを使う必要はありませんが、聖剣装備のオピニオンリーダーで行くのが拘り。
 大陸にある5つの門の他、ヴァレリア島の空中庭園、パラティヌス王国東部域のバーサ神殿、西部域のケレオレス遺跡で存在が確認されています。ここでは、ただマークで現れるため形状は不明ですが、『タクティクスオウガ』、『オウガバトル64』を見る限り、ストーンヘンジのような形のようです。
  




フェアリー カオスフレーム (Chaos Frame)
HELP カオスフレーム
登場 ステータス
解説  民衆の支持率。反乱軍を民衆がどれだけ支持しているかの指標で、都市の解放時、拠点でタロットカードを引いた時、イベントの結果、そして、目標日数を越えてから1日経過する度に変動する。援助金額、発生するイベントの種類や可否、エンディングにも大きな影響を与える。普段は数値ではなく、5ポイント単位のバーの高低で表される。
  1.  都市解放時。ユニット内の平均のCHAが高く、平均ALIが都市のモラル()よりも高い。ユニットリーダーの相性値と好意度()との差が少ない程、上がり易くなる。逆に、一度解放した都市を帝国軍に占領されると減少する。
    SS版
     {(ユニットのALI平均値-都市のモラル)-(ユニットリーダーの相性値-都市の好意度(絶対値))}÷20=変動値
     
  2.  ステージクリア毎に+5(?)、撤退で-5(?)される。

  3.  イベント。市民に協力したり、正しいキャラを仲間にした場合などに上昇し、盗賊と取引きをした場合や、金に拘る時に減少する。

  4.  拠点解放時に引いたタロットカードの効果。『ラヴァーズ』『テンパランス』+2、『フォーチュン』±1~3、『デビル』-1、『デス』-2。

  5.  目標日数。マップ毎に決められている目標攻略日数を1日過ぎるごとにSFC版では-2、PS・SS版では-1される。これはステージクリア後にも適用される。
由来  CHAOS FRAME。
戯言  気になるもの、その1。
 PS版では、バーの目盛は一定ではない。HP同様、数値が高いほど幅も広くなっているため、半分ほどだから50とは判断できない。半分で60~70程度?
 最大の減少は、アラムートの城塞神父を殺した時で-30。次点は暗黒のガルフ仲間にした時で-15。また、上都ザナドュの全ての都市を解放すると-24になります。
  




フェアリー かごのゆびわ (Ring of Prot.(Protect?))
HELP 聖なる父の加護を得たゆびわ。 INT+5、物理+12、神聖+14 17500Goth
登場
  1. 埋もれた財宝
  2. 教会解放時
解説  天使の輪と同じ材質で作られた指輪。聖なる父の名において天使の加護を得る。神聖系指輪。
由来  加護の指輪。神の力によって守られる指輪。
戯言  天使の輪は、元は後光として描かれていたのが変化したものなので、材質については全く不明です。
 天使の加護を得るとすれば、装備するのは天使と関係のある僧侶系か妖精系、プリンセスエンジェル。それらのクラスは、物理耐性も低いので良いかと思います。しかし、役に立つのは、物理・神聖耐性の低い魔術士系。
  




フェアリー カストラート海 (Castorato Sea)
HELP カストラート海
登場 アヴァロン島攻略後に出現 (ステージ
解説  オウガバトルの最終決戦が行われた伝説の地。オウガバトルで人間がこの海の淵に追い詰められた時、天空より3人の騎士12人の賢者が舞い下り、オウガたちを打ち滅ぼしたという。戦いを終えた三騎士は天に帰り、後には一本の剣、聖剣ブリュンヒルドが残された。聖剣は、選ばれし者が現れるまで、この地のどこかに封印されている。
 この地を治めるのは、人魚の女王ポルキュス。不老不死を得られるという迷信から人間の迫害を受け続けていた彼らは、女帝エンドラの甘言に乗り、反乱軍を迎え撃つ。
由来  カストラート(Castrato)。ラテン語の切断(Castrare)に由来し、16世紀末から18世紀までヨーロッパで一世を風靡した男性の去勢歌手。当時、女性は教会で歌うことを許されていなかったため、少年やファルセット(裏声)歌手よりも、より高く広い音域を歌うことができるように、去勢して男性ホルモンの分泌を抑えることで、声変わり前の高い声と、男性並みの声量を兼ね備える存在として生まれた。同時に、子孫を残す能力を失うため、歌に人生を捧げるが、貴婦人に愛玩されることも多かったという。
戯言  聖剣ブリュンヒルドのあるマップ。戦場となるのは、トケラウ~マーケサズ間。地上ユニットが敗北で飛ばされると非常に厄介なので、飛行ユニットでマーケサズを解放して、7リーグブーツで地上ユニットを派遣というのが常道か。敵水系部隊の扱いがポイント。
 色々と考えさせられるステージなので、ブリュンヒルドだけを取得した後、撤退するという手段も無くはないですが…。
 英語版では、Kastolatian Sea。
 『カストラート(Farinelli~IL CASTRATO~)』という映画は、小説に比べ、ストーリー的には貧弱になってしまっているものの、男性の俳優にカウンター・テナーと女性ソプラノ歌手の声を合成した優れた作品です。当時の衣装も見物。
  




フェアリー カストル (Castor)
HELP カストル ジェミニ
登場 アラムートの城塞:帝国軍本拠地アラムート (ステージボス
解説  アラムートの城塞を守る将軍。ハーフジャイアントとも噂されるジェミニ兄弟の兄。ブロンドの髪を持ち、左胸に双子座のマークを刺青している。人間離れした力を持ち、弟のポルックスと共に放つ必殺技ジェミニアタックは、ドラゴンさえも一撃で倒すと言う。
由来  ふたご座α星の固有名。ポルックスよりも暗いが、バイエルによりα星とされた。ギリシア語カストルのラテン語文字への音写。北欧民族には、両星で「ロキの目」、日本でも「かにの目」「がに目ぼし」「猫の目」などと呼ばれる。
 テュンダレオースとレダの間の子で、ヘレネーとクリュタイムネーストラーと共に卵から生まれたとも言われる。弟ポルックスと共にディオスクーロイ(ゼウスの子)、あるいはテュンダリアイ(テュンダレオースの子)と呼ばれる人間であり、戦争の術と競争に優れていた。馬による狩りの創始者とされ、馬に乗った姿で描かれる。
 幾つかの戦いに参加して勝利したが、叔父レウキッポスの娘を奪った際、その兄弟のイーダースに殺された。
 ジェミニも参照。
戯言  オツムの弱いマッチョマンその1。Lサイズモンスター並みのHPと大きさを誇り、ハーフと言うよりもジャイアント系に近い。
 (PS版のみ?)兄である彼がステージボスなので、彼だけを倒して戦闘を終了すればクリアすることもできます。特に耐性が弱い火炎属性で攻撃して、種族保存してみても良いかも。神話の通り、競争(AGI)に優れているようです。
 ジェミニアタックは必見。
  




フェアリー カストロ峡谷 (Castro Canyon)
HELP カストロ峡谷
登場 カストラート海攻略後に出現 (ステージ
解説  中央を流れるボローブ川が長い年月をかけて作った深い峡谷。全長580バーム、幅75バーム、最深1.8バームという大きさを誇り、下流はカストラート海に流れ、上流はパラティヌス王国南部域のゼニア川クレネル渓谷にまで続いている。
 現在は、この地に詳しいという元山賊漆黒のアーレスが、マラノから逃げ出した花嫁の捜索のためにこの地を治めている。
由来  キューバ国家評議会議長フィデル・カストロ (Fidel Castro) 。富裕な農園主出身の弁護士であり、優れた指導力を持つ。当時の独裁者バティスタに対して武力蜂起を指揮したが失敗、ピノス島(現・青年の島)の監獄に送られた。大赦によって許されるとメキシコに亡命。翌年には反乱軍を率いて再び上陸し、2年に渡る闘争の末にバティスタ政権を倒してキューバ革命を成功させた。以来、40年に渡って革命政府を導いている。キューバだけでなく第三世界を代表する指導者でもある。
戯言   シャフザブスとヤンギューリを押さえるのが目標。ニンジャマスターコッカトリス共に神聖系に弱いので、神聖系武器を装備させるか、スローンズがいると良いかと。
 『64』のチュートリアルによれば、ヤンギューリの西にはトボリスクと言う町があるらしい。
 1バーム=大人の足で1500歩分=1歩(75cm)×1500=1km
 英語版では、Valley of Kastro。
  




フェアリー ガッツをみせろ (?)
HELP ガッツをみせろ
登場 バトルコマンド
解説  ガッツを見せろ。攻撃範囲内で、自分と相性の差が最も多い相手を狙う。差が同じ場合は、自分より低い方のキャラからランダムでを選択する。特殊・魔法単体攻撃の場合は、前衛を狙う傾向にあるらしい。
由来  Guts(勇気・根性)を見せろ。
戯言  バランスの良い基本的なコマンドなので、このままでも十分役に立つ。特に明確な目的が無い場合や判断に迷った時も、一度これに戻すと良いかも。リーダーをねらえで、リーダーが攻撃範囲内にいない場合にも、このコマンドになります。
  




フェアリー カノープス・ウォルフ (Canopus Wolff)
HELP 風使いカノープス 闇竜の月5日生 46歳 バルタン
登場
  1. シャローム地方:城塞都市バハーワルプル (仲間
  2. シャローム地方:帝国軍本拠地ペシャワール (イベント
  3. 天宮シャングリラ:神聖都市モンテローザ (イベント
解説  元ゼノビア王国魔獣軍団所属の戦士で、“風使い”の異名を持つ有翼人。シャローム地方の領主ギルバルドとは幼い頃からの親友であったが、帝国の侵攻時、最後まで戦うことを主張。民のための降伏を選んだギルバルドの境遇を理解しながらも、戦士としての誇りがそれを許せず、ギルバルドと袂を分かって隠遁していた。
 かつて、グラン王から授かったヒクイドリのハネを見て、戦士の誇りを取り戻し、友を救うため反乱軍に加わる。
 帝国滅亡後、新王国において魔獣軍団長となるが、2年後の事件で一時追放処分を受け、オベロの海に浮かぶヴァレリア島に渡る。
由来  Canopus。りゅうこつ座α星の固有名。実視等級-0.7等で、シリウスに次いで全天第2位の明るい星。ギリシア語カノーポス(Kanopos)のラテン文字音写。
 ナイルの河口の一つと同名の市に名を与えた英雄。ギリシアの歴史物語によれば、B.C.1182に、小アジアのトロイアを攻略したギリシア軍の将メラネオスの艦隊の舵手で、メラネオスとヘレネーがエジプトに来た時、毒蛇にかまれて死に、カノーポス島に葬られたという。オシリス神の船、あるいはアルゴー船の舵手で、船と共に星になったという。
 マホメットが自己の幸運星としたことから、アラブ人は「マホメットの星」と呼ぶ。
 中国では南極老人星、寿星の名で呼ばれ、七福神の一人寿老人に化身すると言われるが、日本では「めらぼし」として遭難した漁師の亡霊に見立てて暴風雨を招く災禍の星とも考えられていた。
 また、12000年後には南極星となるはずで、そのころの北極星はベガ(こと座α星)になるという。
戯言  2年後のように“カノぷ~”、“トリ”とは、まだ呼べません。非常にシリアスなキャラ。
 飛行タイプであり、彼のLUKが高いせいか、ユニットを解体されることも無く、辺境の拠点解放ユニットになる事も多かったとか。この時点でホークマンを数体雇わせると、ユニットの多くをていくう移動に変える事ができるので、一気に機動性が上がります。
 「天界を支配したと言われる古代有翼人の末裔。炎のように紅い髪の色がホークマンと違う。」北のパラティヌス王国には数多くのバルタンが登場するので、そちらの方に主な生息地があるのかも。
  




フェアリー カペラ (Capella)
HELP 黄玉のカペラ ゴエティック
登場 ポグロムの森:帝国軍本拠地ゴヤス (ステージボス
解説  数年間に渡って、魔導師ラシュディの下で修行を積んだというラシュディの弟子の一人。虐殺の後、ポグロムの森にさまよう多くの亡霊を悪魔に捧げ、強大な魔力を得たという。
由来
  1.  Capella。ぎょしゃ座α星の固有名。全天第5位の明るさで実視等級0.1等。最も北極星に近い一等星で、古代バビロニアでは「ディルガン」または「イク」と呼ばれて最高神マルドゥクの星とされ、アラビアでは他の星に先んじて北の空高く光輝くので、「星の長」とも呼ばれている。
     語源は、ラテン語の「雌山羊」の指小辞「雌の子山羊」で、ぎょしゃ座のエリクトニウスが抱く山羊の位置にあることから。 山羊はクレタ島のイーデー山で赤子のゼウスに乳を与えた山羊アマルテイアだという。

  2.  マツダのセダン『CAPELLA』。

  3.  Cappella。ラテン語で「法衣」を意味し、イタリア語の「礼拝堂(cappella)」、英語の「礼拝堂(Chapel)」の語源。
     聖マルタン(316頃~?)が、ローマ兵としてアミアンに従軍していた際、乞食に自らのマントの半分を与えた。その夜、夢の中にその半分のマントをまとったイエス・キリストが現れ、マルタンはキリスト教徒となった。その後、リギュジェにフランス初めての修道院を建設し、トゥールの司教にまでなった。聖マルタンの法衣は聖遺物とされ、それを入れた箱、それを安置した礼拝堂をカペラと呼ぶようになった。フランスの守護聖人であり、布織物、貧乏人、軍人の守護聖人でもある。

  4.  黄玉。成分[Al2SiO4(F,OH)2] モース硬度8
     トパーズ(Topaz)。語源はサンスクリット語の火災(tapas)に由来する。ギリシア語の「探し求める(topazos)」に由来するとも言われるが、こちらは本来、紅海の島に産するペリドットか緑の橄欖石に与えられた名称であるらしい。トパーズを代表する黄色の他、深い黄金色のシェリートパーズ、ピンクトパーズの他、青や緑のトパーズも産出する。
戯言  虐殺の森に住み、悪魔を従えて全体魔法を操る、魔導師ラシュディの弟子、と言えば恰好良いですが、少々、役不足の感。デビルとアンデッド主体のユニットが全体の半数近く出現するため、LV、ALIの調整に忙しく、忘れられているのかもしれないですが。

 ちなみに、無伴奏の合唱形式を意味するアカペラ(a cappella)は、本来、「教会(礼拝堂)風の」を意味した。
 英語版ではユダヤとの問題から、本に描かれた五芒星がなくなっています。
  




フェアリー かみやどりのけん (Pristine Sword)
HELP 英雄の魂がやどる聖剣。 STR+8、INT+10 30000Goth
登場
  1. 埋もれた財宝
  2. 教会解放時
解説  英雄の魂が宿っている剣。悪を倒すために正義の力を発揮させる。神聖系剣。
由来  神宿りの剣。
戯言  何故か、STRよりもINT修正の方が多い剣。全体に神聖・冷気とINT、暗黒・火炎とSTRの繋がりが強いようです。イメージ的には、パラディンサムライが定番か。
 英雄の魂が宿る剣、『スナップドラゴン』を思い起こさせるような気がしますが。「英雄の魂=カミ」の宿るというのは西洋人には分かり難いでしょうか。
 英語版の、Pristineとは「汚れの無い」という意味。
  




フェアリー がよくのいしうす (Font of Desire)
HELP ある昔話に出てくる魔法の石うす。 219600Goth
登場 アラムートの城塞:工業都市キングアバリオス (イベント
解説  ある寓話に出てくる魔法の石臼。貧しくも心正しい男を我欲に目覚めさせてしまったと言われる。
由来  我欲の石臼。物語『塩吹き臼』のバリエーション?
戯言  工業都市キングアバリオスで手に入るアイテムの中で最高価格のアイテム。全アイテム中でも5位の価格を誇る。
  




フェアリー ガラスのカボチャ (Glass Pumpkin)
HELP おちゃめな魔女デネブがつくった このカボチャを使うとパンプキン ヘッドを呼び出せるようになる。 10Goth
登場
  1. デネブの庭:帝国軍本拠地バルパライソ (イベント
  2. デネブの庭:帝国軍本拠地バルパライソ (イベント
解説  魔女デネブが作ったカボチャ。ウィッチに使うと、ユニットリーダーの時にパンプキンヘッドを補充できるようになる。
由来  Glass Pumpkin。ガラス製のカボチャ。
戯言  形状、使用法共に不明。50000Gothのおうごんのえだと引き換えに入手できるアイテム。クラスチェンジの無いウィッチのマイナーチェンジアイテムですが、一品物なので、勿体無くて使えないかも。
 応募者プレゼントで入手できたのは、直径6cm、高さ4cm程。『タクティクスオウガ』では重量30にもなりますが…。
  




フェアリー からだのみなもと (Vitality Potion)
HELP 病弱な者のためにつくられたクスリ。 HPのMAXを数ポイント上げる。 20000Goth
登場
  1. マラノの都:貿易都市モンビーゾ (イベント
  2. 天宮シャングリラ:神聖都市モンテローザ (イベント
  3. 滅びの都シグルド:西の教会 (イベント
  4. 魔宮シャリーア:自治都市ウランゲルゾ (イベント
  5. 何でも屋ジャックが販売
  6. 敵全滅(殺害)時
解説  病弱な者のためにつくられたクスリ。HPのMAXを数ポイント上昇させる。成長アイテム。
 +1~+20Pt.上昇する。
由来  身体の源。
戯言  クスリなので、おそらく飲むのでしょう。複数手に入る上に、最大HP上昇なので、今一つ印象が薄いアイテム。魔獣部隊などリーダー資格を持つキャラが1人しかいない場合には、そのキャラに使うと良いでしょうか。
 ユーリアがくれるアイテムなので、その分は、カノープスギルバルド使うのが定番。
  




フェアリー カラドボルグ (Caladbolg)
HELP 「魔落し」と呼ばれる聖剣。 STR+17 40200Goth
登場
  1. ドラゴンズヘヴン:神聖都市マッドスワン (イベント
  2. 埋もれた財宝
  3. 教会解放時
解説  神の息吹から作られた聖剣。ひと振りで10体の悪魔を倒したと言われる。神聖系剣。
由来  Caladbolg。アーサー王の剣エクスカリバーのアイルランド語形。「caled」と「bolg」からの造語で、「堅い稲妻」を意味する語。ウェールズ語では、カレドヴルフ(Caledvwlch)と呼ばれる。
 『ブリテン列王記』においては「カリブルヌス(Caliburnus)」と呼ばれたアーサー王の持つ剣である。ケルト語では「カリバーン(Caliburn)」と呼ばれ、アーサー王がペリノア王との戦いで剣を折った後、鍛え直したという意味で、「ex Caliburn」、これをフランス風に読み替えたものが「エクスカリバー(Excalibur)」となる。
 Caladbolg。アイルランドのフェルグス・マクローイなどが佩びたと言われる、妖精の手によって作られた「煌く剣」。
戯言  神聖系一般アイテムで最高の威力を持つ聖剣。同等以上の修正のある発掘可能アイテムは、オウガブレード以外、マイナス修正がある暗黒系アイテムであり、実質最高のアイテム。
 装備させるなら、パラディンジェネラルでしょうか。
 パラティヌス王国にある両手剣の「魔落し」の名は、あまたの魔物の首を切り落としてきたことから。
 英語版では、Karanborg。
  




フェアリー CHA. (Charisma)
HELP CHA.(カリスマ)。
登場 ステータス
解説  カリスマ。魅力やカリスマ性を表す数値で、人間系、亜人系キャラのクラスチェンジ、拠点解放時のCF変動、援助金の額に影響を与える。特に、ユニットリーダーのCHAは中立キャラの説得確率、オピニオンリーダーのCHAはラブアンドピースの成功率に影響を与える。
 自分よりもLVが高いキャラに止めを刺すと上昇し、逆だと低下する。また、ハートオブレオを使えば、数ポイント上げることができるが、戦闘から退却する毎にユニット全員のCHAが1ポイントずつ低下する。

 ≫ 敵のLV-自分のLV×2+4=変動値
 (SFC・PS版最大±8、SS版最大±4)
由来  Charisma。一般に、大衆を指導し、心服させる事のできる特殊な資質・能力を意味する。人を引きつける強烈な指導力や人間的魅力。
戯言  ALI同様、LVアップによる変動がないので、フェアリーピクシーウィッチは殆ど変動することが無いステータス。変動させたいなら前衛で戦わせるしかありません。
 ALIと違い、クラスアップする場合には、常に50以上の高い数値が要求されるので、ALIに比べてCHAの低いゴーレム系、ジャイアント系、オクトパス系、ヘルハウンド系を狙うと良いだろう。あるいは、カボチャ系。
  




フェアリー かりゅうのゆびわ (Dragon Ring)
HELP 火竜のほねから作られたゆびわ。 STR+6、火+14 11800Goth
登場
  1. 埋もれた財宝
  2. 教会解放時
解説  火竜の遺骨から作られた指輪。火を操る力と火に対する抵抗力が得られる。火炎系指輪。
由来  火竜の指輪。
戯言  指輪というせいで、火炎耐性を主に考えられそうですが、STR+6というのは割と大きい。火炎を弱点とするクラスも多いので、使い易いかと思います。指輪なので、人間系なら、どのクラスに装備させても良いですが、火炎耐性の弱いビーストテイマー系が良いかと。
 ドラゴンズボーン製かどうかは不明。
 西のヴァレリア島などには炎の結晶体を宿し、小さな火球を放つ同名の指輪があります。
  




フェアリー ガルビア半島 (Kalbian Peninsula)
HELP ガルビア半島
登場 ディアスポラ攻略後に出現 (ステージ
解説  25年前の戦争で使われた魔法によって時空の歪みが生じ、大陸の南部に位置していながら、雪の降り積もる土地となってしまった半島。一年中、雪が降り積もっているという、北西のバルハラ平原程ではないものの、年の一時期は半島の殆どが雪に覆われる。旧ホーライ王国領。
 北の黒真珠海(?)沿岸には、伝説のカオスゲートがあり、その封印を解くために訪れた魔導師ラシュディの護衛として、四天王の一人、フィガロ将軍がこの地を守っている。
 東岸にある貿易都市オーレスンは、かつてゼノビアマラノを結ぶ貿易拠点として栄えていたというが、今ではその面影はない。
由来 不明
戯言  いつ行っても「この時期」なので、常に雪原マップ。
 貿易ルートは、ゼノビアから海沿いに南西へ、湾の奥から陸路で貿易都市オーレスン、ガルビア半島とバルハラ平原のある半島を回って、オファイスとの国境に当たる湾へ、東岸にある川を溯ってマラノまで、でしょうか? 北回りにディアスポラを横切るのに比べ、非常に遠回りな気がしますが。
  




フェアリー ガルフ (Galf)
HELP 暗黒のガルフ サタン
登場
  1. アンタンジル:帝国軍本拠地アンタンジル (ステージボス
  2. アンタンジル:帝国軍本拠地アンタンジル (仲間
解説  オウガバトルの時代に、魔界の将軍として数多くの悪魔、オウガを統べた魔王。地脈を操る大地のハンマー・サンシオンを使って、最後まで天界の三騎士に抵抗し続けた。アンタリア大地まで逃れてきたが、最後は敗れ、魔力を殆ど奪われて、アンタンジルに封印されてしまった。
 アンタンジルに繋がるアンタリア大地では、年に一度、封印の儀式が行われていたが、既にその意味は失われ、25年前の戦争以来、行われていない。そのため、封印の力が弱まりつつあるという。
 封印を打ち破ることのできる強力なパワーを得るアイテムキャターズアイを手に入れるために魔導師ラシュディと契約。それによって実体を得て、反乱軍の前に立つ。
 反乱軍との契約によって、強力なパワーを得るアイテム聖剣ブリュンヒルドを手に入れたガルフは、以前よりも更に力を増し、暗黒の世界を作り出すために動き出す。(EDデビル)
由来 不明
戯言  かつての魔王も、ここではただのサタン程度の力しか持っていません。親衛隊がアンデッドだけなので、ヒーリングが1回あれば、割と簡単に倒すことができるかと思います。
 仲間にすると、ブリュンヒルドを失い、CF25、ALI5以下になってしまうので、EDチャリオット以上は、殆ど不可能です。しかし、EDハイエロファント・プリエステスまでは、CF+50、ALI+50すれば、可能なので、挑戦してみても良いかも。
 命乞いをした割に、その後の態度はこの上なく大きい。
  




フェアリー ガレス (Gares)
HELP 黒騎士ガレス ガレス王子 ダークプリンス
登場
  1. アヴァロン島:帝国軍本拠地アムド (イベント
  2. 天宮シャングリラ:帝国軍本拠地シャングリラ (イベント
  3. ゼテギネア:北西の隠れ教会 (イベント
  4. 魔宮シャリーア:帝国軍本拠地シャリーア (イベント
解説  神聖ゼテギネア帝国の第1王子。魔導師ラシュディの導く暗黒道に魅入られ、周囲に悪霊や死霊を伴う不死身の黒騎士となった。精神と肉体を分離することによって、精神を入れる鎧の器さえあれば、いくつでも同じ力を持った分身を作ることができる。
 かつては、心優しい王子として民に慕われていたが、暗黒道に魅入られてからは力のみを信奉し、ラシュディと共に力によって世界を手に入れようと狙う。
由来  Gares。アーサー王伝説に登場する騎士。オークニー王ロットとアーサー王の姉モルゴースの間の子でガウェインの弟。アーサー王の宮廷に身をやつして現れ、台所に居たところをケイ卿から、ボーメン(仕事をしない白い手)というあだ名を付けられた。数多くの騎士を打ち破った騎士である。
 ランスロットによって騎士に叙せられたために、最もランスロットを慕っていたが、ランスロットとの不義の罪で処刑される王妃グィネヴィアの処刑の際に、処刑を望まない彼は武装しなかったため、救出に来たランスロットに、乱戦の中、誰かも分からぬまま殺されてしまった。その死によって、兄・ガウェインのランスロットへの態度は決定的となる。
戯言  本体・分身を合わせて全13体を誇る、ゼテギネア大陸中、最もしつこいバケモノ王子。登場する度に各属性耐性が+2されている他、暗黒耐性は+10、神聖耐性は-10、CHA+4、ALI-10と、確実に暗黒道を突き進んでいます。
 25年前に、ゼノビア王国の騎士団長アッシュに変身して、グラン王を殺害しているので、実年齢は40歳以上かと思われます。
  




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