† ジョージ・ゴードン・ノエル・バイロン卿
>> ? (1788~1810頃~)
 イギリスのロマン派詩人。男爵。
 1809年から二年間地中海諸国を旅した後、発表した詩『チャイルド・ハロルドの遍歴』で有名になる。その後、私生活の悪評からイギリスを去り、自ら義勇軍を率いてギリシア解放のために戦った。
 旅行中、アケロンの領主ヴァケル・パシャの奴隷ヘイデと愛し合って逃亡するが、追ってきたパシャの力によってヴァンパイアとなった。死界の領主達の皇帝と呼ばれるほど強力なヴァンパイア。その子孫はルースヴェン卿を名乗る。

家族
母,異母姉オーガスタ,妻アナベラ,娘アレグラ,息子
闇の親
ヴァケル・パシャ
闇の子
ポリドリ
『真紅の呪縛』


† 葉月
>> ? (?~?~?)
 峅杷らと共に数百年を生きる“夜刀の神”の末裔。無駄な吸血行為を嫌悪する。地下湖の祠に安置していた砌の首が警察官五十嵐の血に反応したのを見て、自らの首を切り落とすと、そこに砌の首を載せた。

闇の親
禹漏蟆(ウロマ)姫
闇の子
ヒイラギ
 
『ルー』


† 速見
>> ? (?~?~?)
 人狼。都会で生まれ育ち、変容した。沙子に命じられて半年前に葬儀社へ就職、一通りの業務を覚えた後、外場村に呼ばれて死体が起き上がるまで保存するための葬儀社を管理していた。

『屍鬼』


† パングロス
>> Pangloss? (五世紀頃~?~1995頃?)
 五十代初めの外見に、長く伸ばした髪に灰色の筋が混じっている、ザクロのような真紅色の目と爬虫類のような縦長の瞳孔を隠すサングラスをかけた老吸血鬼。<貴族>の基準からすると、真の称号さえ持っていない下っ端だが、強力な感情よりもけちくさい嫉妬や策謀を好み、貴族の称号ではなく博士(ドクトル)を名乗る。国際的学者であり美食家。
 千五百年近くを生き延び、シャルルマーニュの宮廷にいたり、教皇や司教の相談役、ダヴィンチやヴォルテールなどとも知り合いだったらしい。十二世紀頃、教会の去勢師としてモーガンに出会ってから彼を愛するようになり、二百年近くモーガン卿を連れていたが、強力な意志をもった彼に背かれている。
 1989年頃、血孫に当たるソーニャによって胸に銀による傷を受け、それ以降、ソーニャに力を貸しながらも倦怠による滅びに向かい始めることとなった。ニューヨークのネクロポリスでソーニャに見取られて滅びる。

闇の子
モーガン卿
 
『ミッドナイト・ブルー』


† ハンス・メムリンク
>> ? (?~?~)
 アントワープ伯爵。四都市同盟の四伯爵の一人。栗色の巻き毛を伸ばし、藤色の眼をした男。感情の起伏が激しい芸術家志向で「漂白の詩人」を名乗る。カレルとは不仲。

『トリニティ・ブラッド RAM』


† パンドラ
>> ? (?~?~)
 茶色の髪をした、美しいギリシア人の元高級娼婦。
 一人でヒマラヤを旅の途中、アカシャの目覚めを警告するマリウスの呼びかけに会い、サンティーノと共にマリウスを氷の下から救い出した。

闇の親
マリウス
『呪われし者の女王』


† ピーテル・ファン・デル・ヴェルフ
>> ? (?~?~?)
 『四伯爵』の一人カレルの弟。サファイアの指輪に青いサテンの夜会服、黄金造りの細剣を佩いた典型的な都市貴族の伊達男。市内の教会で起こった虐殺事件の目撃者であるシスター・アグネスを拉致しようとしていた所を神父ユーグによって首を切り落とされて殺された。

『トリニティ・ブラッド RAM』


† ヒイラギ
>> ? (?~2000頃?~2000頃?)
 大陸系マフィア五迎幇の冷面殺手。一磨を殺害しようとして失敗。葉月の手によってヴァンパイアとなるが、陽光を浴びて滅びる。

闇の親
葉月
『夜刀の神つかい』


† ヒカゲ・蟆霧?
>> ? (?~2000頃?~)
 大陸系マフィア五迎幇の冷面殺手。姉ヒイラギをヴァンパイアにした峅杷を殺しに行くが失敗。彼の手によってヴァンパイアとなり、彼の隷として働いていた。菊離を取り戻すために夕介と共に峅杷と戦うが、落雷を受けて倒れた。

闇の親
峅杷
『夜刀の神つかい』


† フェリックス
>> ? (?~?~1985)
 パリ・レジノサン共同墓地のカヴンにいたヴァンパイア。
 アルマンによって破壊された住処から逃れて、レスタトから劇場を与えられる。
 その後、ナポリにおいて、目覚めた女王アカシャの力によって火に包まれて滅びた。

『ヴァンパイア・レスタト』


† ヘイデ
>> ? (1800頃~1820頃?~)
 ヴァケル・パシャの娘であり奴隷。パシャの元を訪れたバイロン卿と愛し合って逃げ出すが捕らえられ、パシャによってヴァンパイアとなった。その後は、人の血を飲むことなく、バイロン卿と共に聖ジュード礼拝堂の地下納骨堂に眠っていた。

家族
兄ペトロ,義父ゴルジュ,母,父ヴァケル・パシャ
闇の親
ヴァケル・パシャ
『真紅の呪縛』


† ぼたん
>> ? (?~?~)
 義体研究家杉浦の妻。式を挙げて間もない頃に肺を冒され、色々な義体が施されたため、常人以上の治癒能力や筋力と引き換えに心を冒され、肉を吸わねば生きていけない体となった。杉浦が大蛇に食われた後は、のばらと共に柳之介の家に住みこむ。

家族
夫・杉浦
『妖幻の血』


† ジョン・ウィリアム・ポリドリ
>> ? (?~1821~)
 バイロン卿に一時雇われた医師。
 夢遊病や血の特性についての論文を書いたことでバイロン卿に雇われたが、その際の怨恨と嫉妬からバイロン卿をモデル『吸血鬼』を執筆、バイロンの名で発表した。
 その後、黄金の血の誘惑に負けて娘を殺してしまったことから青酸を飲んで自殺したが、バイロンによって不死を与えられていたため、死ぬことが出来ず、彼の不利益のために働き続ける。

家族
闇の親
バイロン卿
『真紅の呪縛』




HOMEvampback