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† ヴァーナー・ディーコン・トレント
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>> ? (1431~?)
“国際視察調査団”を率いた西側の大富豪だが、その正体はかつてのワラキア公ヴラド・ツェペシュである。外見は八十代半ばから後半、下唇が厚く、鼻、下唇、頬、下顎の突き出た顔、落ち窪んではいるが飛び出た瞳からは甲状腺機能亢進症が疑われる。
1476年、忠実な貴族を自らの身代わりにスナゴヴの修道院に埋葬し、同じ病気を持つ息子ヴラドと共にトランシルヴァニアを去った。その後はルーマニアの為政者の背後に暗躍し、かつてヒトラーの軍の退却にも従ったことがある。百五十年以上も前にアメリカに移住してトレント帝国と呼ばれる莫大な富を築き上げた億万長者。ルーマニアのことはラドゥ・フォルトゥナ等に任せていたが、1989年聖餐を断ち、永眠するために調査団の一員としてルーマニアに帰国。公には心臓発作を起こして療養中としてルーマニアに留まった。何百年も前に採取された精子によって次期公位継承者であるジョシュアが生まれることとなった。
父ヴラド、息子ヴラドも同じ病にかかっており、現在のストリゴイの殆どは息子ヴラドの子孫である。
- 家族
- 妻ヴォイカ,息子ミフネヤ,ジョシュア,ルチアン
- 闇の親
- ヴラド・ドラクル
- 闇の子
- ヴラド
『夜の子供たち』
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