伝説のオウガバトル



アヴァロン島
 『黒騎士』


神聖都市ラゾン

「 アヴァロン島は戦いで死んだ戦士たちの魂が集まるところと伝説にあります。
「 戦士たちは、暗黒の力から正義を守るためにこの島で永遠の眠りにつくのです。

貿易都市ガントーク

「 アヴァロン島はロシュフォル教の総本山、つまり聖地です。そのため島民のほとんどが僧侶です。
「 ゼノビア王朝時代もこの帝国時代もつねに中立を保ってきました。
「 しかし、この島もいまでは帝国軍の支配下におかれてしまいました。

神聖都市マンゴ

「 今、このアヴァロン島にはハイランドの皇子、黒騎士ガレスが来ています。
「 ガレスは島の僧侶たちに対して帝国に従うように要求しています。教会は敵対していますから。
「 しかし、神にのみ従う僧侶たちはガレスの要求をのんだりしないでしょう。
「 たとえ、1人になったとしても帝国に従うよりは死を選ぶに違いありません。

宗教都市ガルヤルサ

「 黒騎士ガレスを倒してください。あの呪われた騎士は、教会が帝国に従わないと知ると、大神官の…
「 フォーリス様を捕らえ、見せしめとして殺してしまいました。おお、なんということでしょう。
「 お願いですッ。わたしたちの代りにあの騎士を倒してくださいッ!

神聖都市ゾッシアン

「 アヴァロンの大神官は代々、女性がつとめてきました。
「 大神官は暗黒の力から正義を守るために、慈愛の心をもって内なる戦いを続けています。
「 大神官フォーリス様はその教えを守るために、自らの命をガレスに渡したのです。

教会1(北東の教会)

「 大神官フォーリス様にはひとり、お子がいらっしゃいます。名はアイーシャ。
「 このアヴァロンでは16歳になった娘で僧侶を目指す者は修行の旅に出なければなりません。
「 アイーシャも旅に出て、もう2年。しかし、異国の地では母ぎみが死んだことも知りますまい。

教会3(中央の隠れ教会)

アイーシャ
「 わたしは大神官フォーリスの娘、アイーシャです。
「 黒騎士ガレスが来たと聞き、あわててアヴァロン島に帰ってきましたが、遅かったようです…。
「 ガレスに一矢を報いようと、ここでチャンスをうかがっていました。
「 どうか、わたしを反乱軍に加え、母のカタキをとらせてください。      はい いいえ
【はい】
「 ありがとうございます。命のつきる時まで、わたしはあなたがたと共にあります。
CF+3

【いいえ】
「 そうですか……。残念ですね。
CF-5


宗教都市ゲルゼ

「 黒騎士ガレスのねらいはこのアヴァロン島を制圧し、大陸各地にちらばる
「 ロシュフォル教会を掌握しようというのでしょう。

宗教都市トマヤング

「 黒騎士ガレスを見ましたか?あんなに恐ろしい戦士を私は今までみたこともありません。
「 全身をまっ黒なヨロイでつつんだその姿は、伝説のオウガのように思えました。
「 思い出しただけでも身がちぢむ思いです。

帝国軍本拠地アムド

ガレス
「 …貴様らがデボネアを破った反乱軍か……。
「 要塞と化したゼノビア城をあっさりと落とすとはなかなかやる……。
「 ここで貴様らを倒さなければ後々、やっかいなことになりそうだ………。
「 もっとも、貴様らにこのオレを倒すことはできんよ。不死身の身体を持つ黒騎士ガレスをな!
FIGHT IT OUT!


アイーシャ
「 わたしは大神官フォーリスの娘アイーシャ。
「 大陸の平和を乱すばかりでなく、愛しい母の命を奪うとは…。母のカタキをとらせてもらうッ!
ガレス
「クク…。おまえのような小娘がオレを倒そうというのか……。
「 よかろう。相手をしてやるッ。神がどんなに非力なものなのか、その身体で思い知るがイイッ!
FIGHT IT OUT!


ガレス
「 …おおっ、このオレが負けるというのか……。
「 このオレが負ける…そんなバカなことがあってたまるか。むう……。
「 …らず、…必ず、オレは……貴様らを……地獄……へ…送って…や…る……。

神聖都市タルジン

「 オウガとは伝説に登場する悪鬼のことです。人間とはまた別の生き物で、光よりは闇を好み…
「 愛や正義よりも力と戦いを好む野蛮なやつらだったそうです。
「 もちろん本当に存在するのかどうか私にはわかりません。しかし、神や悪魔は目に見えなくとも…
「 人の心の中に実在します。ですからオウガもまた、悪魔に心を奪われた人間なのかもしれません。



教会2(南西の教会)

「 おおっ、あなたがたがゼノビアから帝国の四天王を追い出した反乱軍の方々ですな。
「 ウワサはかねがね聞いております。ぜひとも、この大陸のためにがんばってくだされ。

神聖都市ラゾン他

「 おかげさまでアヴァロン島も平和になりました。ありがとうございます。

帝国軍本拠地アムド

「 そなたらに願いがある。聞いてくれんか?      はい いいえ
【はい】
「 トリスタン皇子を止めて欲しいのじゃ。そなたたち反乱軍のウワサを聞き、いてもたっても
「 いられなくなり、わずかな仲間と共に帝国へ行ってしまわれたのじゃ。
「 このままでは帝国のエジキとなってしまわれる。なんとしてでも止めなければッ!
「 頼むッ!トリスタン皇子を止めてくだされッ!!
【いいえ】
「 器量のせまいやつらじゃな…。

神聖都市タルジン

「 ハイランドは武力によって統治を行った国家ではありますが、今の帝国ほど、むやみに血を好む
「 野蛮な集団ではありませんでした。エンドラも今のように冷酷な女王ではなかったはず。
「 しかし、黒騎士ガレスの周りには悪霊や死神がとりついており、まるで伝説のオウガのよう。
「 どうしてハイランドがゼノビアを落としてまでゼテギネア帝国を建設する必要があったのか…
「 すべてのカギはやはり魔導師ラシュディにあるようです。

宗教都市ガルヤルサ

「 先日、老いた魔法使いが大神官様をたずねていらっしゃいましたが、大神官様がこの世の方ではない…
「 ことを知ると、ずいぶんと悲しんでおいでのご様子でした。
「 その方の名前ですか?たしかボーグナイン様とか…。

神聖都市マンゴ

「 この先、帝国に入るには2つのルートがあります。1つは北のカストラート海から
「 ドヌーブ地方へ進むルート。もう一つは西へ下ってホーライへ進むルート。
「 共にその先にあるアラムートの城塞を通らないかぎり、帝国の中心へむかうことはできません。







[MAP] [アヴァロン島]